尾張大野・ 十王町
 〜ばいえいしゃ〜
建造…嘉永元〜二(1848〜9)年
祭神…天満社・菅原道真


「梅榮御車之記」によると天明五〜六(1785〜86)にかけて建造された先代の山車「榮遊車」が破損した為、総費用575両をかけて現在の梅栄車を建造したとある。近年まで「宮山」へ売却したと言われていたが、その後の調査でこの話は破談となった事が判明。一説には海部郡方面へ売却されたとも言われる。
また最近発見された宵幕によって、夜神楽の際は往年の姿に一歩近付き、近年とは一味違った装いで祭りに登場している。


上山のからくり人形は、唐へ左遷される天神「菅原道真」の御前にて童子が奏でるの笛に合わせて、もう一体が舞楽「蘭陵王」を舞うというもの。その中で蘭陵王が突如面をつける面かぶりからくりである。

常滑市有形民俗文化財指定車


 

唐子車


■彫刻■
    前支輪…松
    上支輪…梅
     懸 魚…鳳凰
    太平鰭…雲に太陽、雲に月

         彫雲堂 早瀬勝蔵(造) 作

■からくり人形■
    麾振り人形
    蘭陵王(面かぶり童子)
    横笛童子
    大将人形(菅原道真)

         石橋舎 二代隅田仁兵衛
                (藤原真守) 作

■水引幕■
    蜀江金襴
        

■大幕■
    猩猩緋に「十王町」の文字
         
          市河 米庵 書意匠

■紋■
    梅鉢




         

水引幕

宵神楽の梅栄車(宵幕)
           梅栄車のからくり人形